自己破産するとどうなる?

借金が返せないとき知っておくべきこと!

自己破産

自己破産は家族にどんな影響がある?妻や子供、親への迷惑と対策!

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自己破産を検討するとき、家族へ迷惑がかかるのではないかと不安になります。

特に、同居家族がいる場合はなかなか決断しにくいものです。

aya
私も同居している親や子供への影響が心配で、ギリギリまで踏み切れませんでした。
 
でも、自己破産の決断を先延ばしにすると、家族への影響が大きくなる危険性もあります。

今回は、自己破産することで家族に及ぼす影響や、迷惑を最小限にするための対策を、私自身の体験も交えながら、分かりやすく紹介します。

自己破産すると妻にどんな影響がある?

妻が借金の保証人になっていなければ、借金の返済は関係ありません。妻名義の財産も何も影響はないのです。

でも、結婚している場合、自己破産すると配偶者への影響は、なにかしら発生します。

私は、妻の立場でしたが、夫と共に経営していた会社を倒産せざるを得なくなり、個人(夫と私)も自己破産しました。

でも、実際に自己破産してみて、良かったと思うこともあります。それは、自己破産前には想像することもできなかったことでした。

aya
精神的苦痛から解放されたことが大きかったですね。

自己破産するまでになっていると、寝ても覚めても借金のことが頭から離れることがなく、精神的に追い詰められていました。

親や子供、連帯保証人のことを考えると自己破産なんてできないと、夫も私も決断できずに、思い悩んでいたのです。

そんな精神的苦痛が、自己破産したことで肩の荷がおりた安堵感に満たされました。

自己破産後の収入源をどうするか、住居をどうするか、課題は山積みでしたが、職も失った私たち夫婦には、再スタート準備の時間もあったし、思いのほか穏やかな日々になったのです。

そんな精神的メリットがありますが、大きな悪影響がある場合もあります。

妻も債務整理が必要な場合がある

妻が連帯保証人になっている場合は、妻が全額返済することになります。妻に支払い能力がなければ、債務整理をすることになります。

私の場合は、自己破産しました。

引っ越しが必要な場合もある

自己破産する夫名義の家や土地がある場合は、売却して債権者に配分するので、自宅を明け渡して引っ越しすることになります。

住み慣れた家を出て、知らない土地に移り住むことになります。

保証人に迷惑をかけることが辛い

自己破産することで支払いが無くなった分は、連帯保証人に支払い請求が行ってしまいます。

保証人は兄弟など身の近い人にお願いしてることが多いので、事前に事情を話し、承諾してもらっていても、その後の付き合いに気まずさがあります。

自己破産すると子供にどんな影響がある?

子供が連帯保証人になっていなければ、借金の返済義務はないですし、子供名義の財産も影響ありません。

ですが、もし、自己破産せずに借金を抱えたまま、親が亡くなると子供が借金を相続することになります。

親が借金を遺して亡くなった場合は、子供が相続放棄すれば親の借金を背負うことはないのですが、子供に借金を遺すなんて絶対に避けたいですよね。

aya
どんなに頑張っても返済できない借金を、自己破産で清算しておくことで、将来的に子供に借金を背負わせる心配がなくなります。
 

借金を被らなくても、子供に及ぼす影響はあります。

学校を転校することもある

持ち家がある場合は、売却されるので転居することになり、転居先によっては小中学生だと学校を転校することになります。

仲良くしていた友達と別れて、新しい学校で友達関係を築いていかなければならないことは、子供にとって大きな負担になります。

aya
うちの場合、3人の子供たちは成人していましたが、多少なりとも影響がありました。

県外の専門学校へ行っていた次女へ仕送りする余裕がなかったので、次女はアルバイトで生活費を賄うことになりました。

長男には発達障害があったので一緒に引っ越ししましたが、職場が遠くなり自転車通勤の負担が大きくなりました。

また、同居していた社会人の長女は、安月給で一人暮らしをすることになりました。

学費が払えないこともある

多額の学費が必要な高校、大学、専門学校ですと、学費が払えず退学しなければならないこともありますよね。

子供のためにかけていた学資保険も、親が払っていたものは親の財産として解約返戻金を没収されることもあります。

奨学金は子供本人の名義で借りているので問題ないですが、自己破産した親は保証人になれないので、誰かにお願いしなければならなくなります。

親以外で奨学金の連帯保証人になってくれる人は、なかなかいないのではないでしょうか。

自己破産すると親にどんな影響がある?

親の場合も連帯保証人になっていなければ、借金を被ることも財産を処分されることもありません。

親も債務整理が必要な場合がある

親が子供の借金の連帯保証人になっていることは多いですよね。

連帯保証人になっていれば、借金残額の支払いが全額親に行ってしまいます。

aya
うちの場合も、実家の父親に連帯保証人になってもらっていました。

弁護士さんに、「親は借金を被ってもしょうがない」と言われてしまいました。

もし、親に支払い能力がなければ、親も自己破産することになります。

同居の親に引っ越しの負担がかかる

親と同居している場合、持ち家を処分することになると引っ越しの負担がかかります。

長年暮らした土地を離れ、ご近所とのお付き合いもできなくなります。親が高齢の場合、辛いことですよね。

aya
うちも80代の夫の母親と同居していたので、引っ越すことが大きな障壁でした。

楽しみにしていた老人会の催しにも参加できなくなります。

かといって、引っ越し先で新たにご近所付き合いすることもままならず、寂しい老後を強いることになります。

家族への影響を最小限にする対策は?

自己破産しても家族が連帯保証人になっていなければ、借金を被ることはないです。

でも、お金や物で迷惑をかけなくても、間接的になにかしらの負担を負わせることは避けられないでしょう。

可能な限り、家族への影響を減らしたいですよね。

家族が保証人になっている場合

家族が保証人になっている場合は、自己破産をすると保証人である家族に全額支払い請求がきます。これは避けることができません。

保証人の家族に請求が行かないようにするには、自己破産せずに自力で返済するか、自己破産以外の債務整理をすることです。

保証人に迷惑をかけずにできる債務整理は、任意整理です。

任意整理なら、整理する借金を選べるので保証人付きの借金を外して任意整理すれば良いのです。

ただ、借金の元本までは減額してもらえないので、返済できるだけの安定収入が必要です。

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持ち家がある場合

持ち家がある場合に自己破産すると、自宅を失うので同居家族は引っ越しすることになり、学校や職場、ご近所付き合いなどで影響があります。

それを避けるには、家を守るしかないですね。

家を守りながら、債務整理できるのは、任意整理と個人再生です。

任意整理と個人再生では財産を処分されることはないですし、住宅ローンを外して借金を整理できます。

個人再生なら、借金の元本を5分の1程度にまで減額してもらえます。

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自己破産以外に方法がない場合

まず、家族には自己破産することになった事情打ち明けておくこと。

自己破産以外の債務整理の方法がない場合は、破産後の生活費が確保できるように、しっかりと生活設計しておくことです。

仕事を持っていれば、破産手続開始後に得る収入は自由に使えるので、返済がなくなった分、家族の生活は楽になるはずです。

事業に失敗して、会社もろとも自己破産する場合は、当座の生活資金が確保できるうちに、自己破産の決断をすることです。

自己破産しても、生活に必要な家財や家電、99万円以下の現金、20万円以下の預金は、自由財産として残せます。

現金・預金が最大限残せるうちに破産申立することで、当座の生活資金を確保できるのです。

aya
うちは夫婦で自己破産したので、各自99万円で198万円残してもらえました。

当座資金を確保できていれば、資金が尽きるまでに仕事を探して就職すれば良いのです。

「破産後の生活設計はできていますか?それがないと悲惨ですよ。」と、弁護士に言われたのを今でもはっきりと覚えています。

ギリギリまで自己破産の決断ができなかったので、そんなことまで考えが回ってませんでしたが、現金を残すことができたので、なんとかできたんです。

自己破産と家族についてまとめ

自己破産しても、家族が保証人になっていなければ、借金を被ることもないし、家族名義の財産を処分されることもありません。

自己破産することで家族に迷惑がかかるのは、主に3つ。

  • 家族が保証人になっているとき
  • 自宅を手放すことになったとき
  • 破産後の収入確保ができないとき

借金の保証人は、通常は連帯保証人なので全額支払い請求されます。

家族への迷惑をできるだけ避けるには、自己破産以外の任意整理や個人再生で債務整理することです。保証人付きの借金や住宅ローンを整理対象から外すことで守れます。

自己破産しか手段がないときは、破産後の収入を確保することですね。失うものは大きいですが、思いのほか平穏な生活が待っています。

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